ある主婦のため息

アラフォー。夫、息子(4歳)との生活

誰?

ある日、実家から帰ってきたときだと思うけど、息子がいきなり

「コナツさん!」と言ってゲラゲラ笑いだした。

何、誰?と思った。こどもチャレンジのキャラクターの一人、ドーナツ屋さんのナッツさんかと思って訊いたら違うよう。

「誰?誰?」

と問いつめる父と母。息子は「コナツさん。」としか言わない。

 

どうやら・・・それは。

息子は、まだトトロが見える年頃。たぶん・・・。と私と夫は、そう思い始めた。

トトロが見えなくなって久しい私たち、いや、結局会えなかったのかな。でも、今でも猫バスには乗りたいと思ってる・・・。

でも、ちょっとゾッとする・・・。私たちは今度は恐々訊きだした。

どんなものなのか、どこにいるのか・・・。

息子も素直にはこたえてくれない。いつもの気まぐれなのか、それとも私たちの態度にただ事ではない感じを感じてるのか・・・。少しずつ慎重に訊いていく私。

 

どうやら、コナツさんというのは、

息子よりは小さいらしく、男らしく、子供でなく大人らしく、変な人(風貌が変わってるのか)、寝室にいることが多いよう。

先日も寝る前、「ねえ、息子君、今日はコナツさんに会った?」と訊くと、「布団のところにいるよ。」と・・・。息子の視線の先を中々見ることはできなかった。

夫も、「寝室にいるみたいだよ。」と「本を読んでるとき息子君が「(そこで)見てるよ。」とか言ったよ・・・。」と。

でも、息子にとってコナツさんは怖くはないよう。「怖い?」と訊くと「ううん、優しい。」というし、「好き」らしい・・・。

「そっか、ママには見えないんだ。だからよろしく伝えてね。」と言ってみたが、言ってすぐ後悔の思いも・・・。もし笛でも吹きながら、息子を連れてどこかに言ってもらったら・・・。よろしく、してほしいし、いやあまり仲良くなるのもどうか・・・微妙だ・・・。

 

コナツさんは、我が家にいるらしい。実家から帰って、すぐ口にした息子だし・・・。

私の実家にはいないらしい。「21階にいるよ。」という。21階というのは、我が家のことで、階数で呼ぶ息子・・・。エレベーターのためかしら・・・。

「くるみ町(実家のこと)にはいないよ。」という。

うーん、築古の実家より、新築の我が家にいるとは・・・。

そして、夫によれば、前の家からコナツさんはいるらしい。「すみれ町(以前住んでいたところ)にも居たって。一緒についてきたんだって。」

え~、前のところなら、今のところより古い。それにしても、前の家のこと覚えてるんだな・・・。

「それを言うなら・・・、その前の家(息子が生まれたときの家)はどうかしら?もっと古いし、あそこなら・・・。」

赤ちゃんの頃の息子は、ときおり、どこを見てるのかしら?というような表情をすることがあった。まあ、赤ちゃんは視力が弱いので、よくあることなのかもしれないけど・・・。

 

ゾッとしながらも、コナツさん情報を集める私たちなのである。