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ある主婦のため息

アラフォー。夫、息子(4歳)との生活

韓ドラ雑感

「イニョプの道」14話まで観た。物語も中盤。全話、20話と短めである・・・。

11、12は残念ながら観れず・・・。

イニョプがまたはめられてしまったのであるが(ホ家の女主人たちから・・・)、きっとイライラしたと思うので、(この女たちが一番イライラするというか)よかったのかしら・・・。でも、やはり話は進んでいて・・・。

意外だったのは、ヘサン・・・。やはり最初はイニョプを狙うという、観る方からしては、敵で悪役か・・・というところであるのだが、最後は良い人というか・・・。

ムミョンをかばって、非業の死を・・・。これはあまりにも酷い・・・。自分は殺されるだろうことを分かって最後に策を講じる・・・ヘサンの鋭さが今まではハラハラだったが、これはさすが・・・と、そして、せつないところ。

やはり、党首のおかしさ(私欲だと)にも気づいており・・・、「子が親を殺すのは、天倫に反する・・・。」と。そして何よりムミョンのことを思っていたのだ・・・。母親のように・・・。せつない場面。女性らしさからは離れている印象の人だったので、奥深さを感じた。それにしても、ヘサンは、怖い厳しい所もあったけど、賢い印象はあった・・・。そういえば、最初の頃、占いもしていたり・・・。イニョプとウンギが添い遂げることはできないということと、気になるのは、さらにウンギの事。「王の器を備えた人。だけど、王ではないので、逆賊となる・・・。」というようなことを、何か含んだような感じで予知していたのであった・・・。

 

そう、ウンギも変わって行った・・・。

11、12話でそうだったのかも・・・。13話では、顔つきが変わってしまっていたので・・・。もちろん、イニョプへの思いがモチベーションではあるが、父親の秘密を知ってしまって、不幸の始まりであったかのように・・・。

受け入れがたい事実、父親が謀反の張本人であったという・・・。愛する人の父を陥れたのが、父親・・・。そして、そのため愛する人は苦しんでいる・・・。

イニョプを守るため、それは、麗しいことではあるが、ことごとく上手くいかない。守ろうとすればするほど、イニョプは窮地に追い込まれる。

身分が違うということの残酷さ・・・。それでも、果敢に立ち向かうウンギは勇ましいなと思った。性急さや若さゆえの向う見ず感だとしても・・・。イニョプが輿で連れ去られるシーンも何人もいるのに、切りかかろうとするのは、勇気があるなあと思った。

まっすぐな思いのウンギであったが、だんだんおかしさが見えてくるのは、ムミョンの存在。イニョプの父親の仇を打つということが、ムミョンに向けられ・・・。確かにムミョンは謀反を起こそうとひそかに動いている反王室勢力の一員ではある。ただムミョンは今は、イニョプを守ろうとしている。ウンギのムミョンへの嫉妬心により、ねじれてしまったような行動・・・。

だが、高潔な人である。そうはいっても、ウンギはどうすべきかというのは決意をしているよう。それは、自分を犠牲にしても。父親を暴くことになっても・・・。身をふることは構わないという…イニョプのためなら・・・。「真実を明らかにする・・・。」これは、ウンギの高潔さである。本心だと思うけど、今のところ、壊れてしまったようなウンギの行動はわからないようになってしまっている・・・。

 

イニョプとムミョンの距離もどんどん近くなってきている。

もともと運命的な出会いと言えば、そうであったのかも・・・。

同じ立場、身分になってしまった二人は、もはや共感するところが多くなってしまった。ウンギとは全く逆に・・・。そして、父親とのこと。イニョプは父親を失い、ムミョンは父親を見つけた・・・。ムミョンの葛藤もイニョプによって救われるのではないかと予感・・・。お互い、なくてはならないような存在になっていくよう・・・。

ムミョンの方が先に自覚してしまったというか、獄中でのキスシーン。

イニョプは、まだちょっとそこまでは思えてないというか、気づいていないというか。

 

 

ムミョンは、ホ家の下人頭であるのだが、実は、イニョプの父親を死に追いやった反王室勢力、マンウォル党の一員である。

ムミョンは、王の隠し子であるのだが、本人は、父親は知らず、母親もなくし、自分の出自もはっきりしないまま、拾われた党に忠誠をつくす生き方をしてきた。そして、拾われた党からは、母親は王に殺されたと知らされていた・・・。党の信念とかに従うとかいうよりも、そうせざるを得ないというか、ただ、機械的に働いていたという面もありそうである。しかし、イニョプとの出会いによって変わっていく。

直接とはいえなくても、イニョプの父親を討ったのである。どん底に陥り、苦しみ悲しむイニョプを目の当たりにして、党のやったことに疑問を持つという思いもわいてきたのかもしれないし、それより、イニョプ自身に惹かれていくことで、人間的になったというか。感情が生まれてきたというか、自分の意志で動くようになってきたよう。

それは、党からどんどん離れるものとなり、大きな葛藤を生んだのは、自分の父親が王だったということ・・・。

 

ところで、コメディ編として、ホ家の人たちがやはり面白いところ。

下人たちのときおりある和気あいあいとした場面も和むところだったり、そして主人たち。主人の、兵曹判書という官職のホ・ウンチャム。ホ・ウンチャムは、イニョプの父親の友人でもあったようなのであるが、濡れ衣を着せられたイニョプの父親は救えず、が、別に悪い人ではなく、粛々と公務は行ってるよう。女好きということではあるが。

王から内々に隠し子を探すよう命じられるなど、確実な地位にはあるよう。

そして、隠し子であったのは、なんと自分の家の下働きの男だったという・・・。

が、まだ明かすところまで来ていない。そして、ムミョンは、ひょっこりホ家に戻ってきて・・・。

「やりにくい・・・。」と顔をしかめるホ・ウンチャム。やんごとない人を使うのだから・・・。こういう板挟み的な人が似あってしまう人・・・。それは、妻との間にも・・・。ウンチャムは妻に頭が上がらず・・・。もともと、妻の家柄の方がよく、そのバックアップのおかげもあるというか。そして、妻ユン氏は非常にしっかりした人。

そういうこともあるわけか、ウンチャムは外に女を色々つくってしまったり。

ユン氏は、中々夫の指示も聞かず、ムミョンのことであるが・・・。やけくそになったウンチャムは(ムミョンのことは王からの密命なので明かすことはできず)「この家で一番のトップはムミョンだ。私でもお前でもなく!」と吐き出してしまうのが、おかしい。「?」顔のユン氏。

ムミョンは頼りにされていたが、ホ・ウンチャムの子を身ごもった下女を始末しなかったことで、女主人のユン氏を怒らせ、それからは、反古にし始めた。イニョプをかばうのも気に入らない。特に若き女主人ユノク。

何かと厳しく当たる女主人たち。しかし、ムミョンは王の子供・・・。

ああ、彼女らが、このことを知ったらね~と。イライラするので・・・。

 

少しなごみ系のホ・ウンチャムとは正反対の、ウンギの父親、戸曹判書のキム・イグォン。最初から怪しげな感じであり、マンウォル党と関係があるのかと思いきや、なんと党首だったという・・・。

この人が物語の黒幕なのであった・・・。

知ってしまったウンギ・・・。最初から、イニョプとのことでは親子で対立していたものの、今は、ウンギは父親に従っているよう。それは、もちろん、取り入るというか利用するのだとは思うが・・・。

 

謀反に恐れる王室・・・。

このころは朝鮮王朝の初期で、ドラマの最初には、初代の王も出ていたり。(もう、もうろくしているような感じであるが・・・。国を作ったという偉業をなしながらも、最後はあまり芳しくなかったよう・・・。)

新しい国ということもあってか、安定はしていないよう。王は謀反を恐れているようで、高麗の復興勢力が強いよう。しかも、内部でも色々あるというか後継でさっそく揉めているというか。肉親同士での争いが絶えないよう。王室のエピソードや人物は実際のことのようである。

現王は、3代目の太宗、イ・バンウォン。中々激しかった王のよう。兄弟同士で争い、王の座を得たよう。そもそも、朝鮮設立にも大きな力となったようで、父親(初代王)をバックアップしたのだと思う。王の風格を備えた人だったよう。儒教思想の朝鮮では、序列を重んじるというか、まずは、長男が跡継ぎというのが常識であるよう。そのため、兄より弟の方が強ければ、王にふさわしければ、肉親同士でも争わなければならない可能性も多くなるみたいで・・・。

ということで、このドラマでも、そのようなエピソードや、人物像となっているよう。

不安定な時代、誰につこうか・・・家臣らもそう思うことはあるようで、とりあえず、ホ・ウンチャムは、イ・バンウォンに忠誠を尽くしてるよう。

 

イ・バンウォンは、隠し子をようやく探し当てるが、さて、どうするのか・・・。

単純に受け入れそうにないのは、そうであろうし、そのうえ、子であるムミョンから剣を突き付けられてしまった・・・。「兄弟でやりあったのだから・・・。」そのような家臣たちの言葉だったと思う。簡単に人を信じることはできない人・・・。王室に迎え入れられないどころか、罰せられる可能性も高くなってしまったムミョン。イ・バンウォンは、たやすくはないし、慈悲深くないだろう・・・。しかし、イ・バンウォンは、彼は彼で葛藤している。息子に剣を突き付けられ・・・因果応報とばかりに・・・。今、父親の立場に自分もなってしまったと・・・。イ・バンウォンは、彼の父親、初代王イ・ソンゲと対立してしまい、結果、父親を追いやったような形になったよう。

 

そういえば、もちろんイ・バンウォンには、他にも子供がいるのであるが、当然彼らは由緒正しい(?)というか、はっきりと世継ぎ候補である。フィクションとわかっていてもムミョンは、王室に入れたとしても大変だろうな・・・と。

父親の世代では、兄弟間で争っているのである。まあ、争いまではいかなくても窮屈ではあるだろうなと・・・。ムミョンが王室に入りたがらない感じは、すでにしているけど、もし入ったとしてもしんどいだろうな・・・と。外では王の子、というだけで、崇められても、中では、さげずまれるかもしれない。

実際、また兄弟間で、対立はあるみたいで・・・。

イ・バンウォンの次の王は、ちょうどBSのある局でやっている「大王世宗」の世宗である。まさに、イニョプの時代、そして次のところをやってるよう。世宗はハングルを作ったり、有名な名君らしい。そして、安定した世を作ろうとした王らしい。父親はイバンウォン。父親と正反対というか・・・。世宗が王になるまでには、兄との対立があり、同じような道というか、兄弟って邪魔なの~??と思うほどに・・・。何かあってのために、男児は多いほうがいいともいわれるが、もめごと、争いのもとのような気もする・・・。ただ、世宗は父親のイ・バンウォンも推したようで・・・。イ・バンウォンの父親は、兄弟順を忠実に守ろうとしたようで、そのためか兄弟間の争いが勃発。

そんな中に、ムミョンが入ったらやっぱり大変よね~とかつい思ってしまうもので・・・。しかも、後に名君と言われる世子がいるのだから、ムミョンも賢そうな質ではあるが・・・。後継不足、適任者不足でもないのだから・・・。

「大王世宗」では、イ・バンウォン(太宗)の人物像もよく見られるのであろう。

イニョプでは、王室の様子は少しであるので・・・。もちろん、イ・バンウォンの容赦ない感じは伝わってくるけど、知ってればより・・・という感じも。