ある主婦のため息

アラフォー。夫、息子(4歳)との生活

韓ドラ「帝王の娘・スベクヒャン」母親の話

チェファ(主人公の母親)は、結局はクチョンと夫婦になり子(主人公の妹)も設けるのであるけど・・・。

なかなかに、辛いこと・・・。

クチョンに連れられたどり着いたのは山の小さな村。

そこで、主人公ソルランを出産。なんと一人で産んでしまった・・・。途中、部屋に入ろうとして助けようとでもしたクチョンであるが、チェファは部屋から出るようにと・・・。

すさまじいシーンだと思った。血だらけのシーツ・・・。

清楚なお嬢様であったチェファがまさかの行動である・・・。

このとき、チェファの愛した人、主人公の父親であるユンの王の即位式であった。

華々しい即位式、孤独すぎるチェファの出産シーンが交互に流れ、運命の残酷さが、対比と緊迫感で効果的にされていると思った。

 

母子ともに無事に終えるが、それにしても元気な達だったのであろう。

クチョンはようやく村の女たちを呼ぶことができ、女たちは慌てる。「わかめを用意したのか。」とか。わかめ・・・何につかうのだろうと思ったら、単純に食べるためだった・・・。栄養があるみたい・・・。

なかなか、村の人たちに頼ることができないチェファ。気位の高さというより、クチョンとの関係と言うか、夫婦と思われるのが嫌で・・・。

 

恵まれた環境にいたチェファが、かわいそうなくらい、痛々しい場面が続く・・・。

何しろ身重だったのであるから・・・。妊娠、出産がまだ記憶に新しい私にとっては、チェファの身体、気持ちが痛いほど伝わってきそうで・・・。

本当に、母子ともに元気・・・というのが奇跡的に思えるし。

幸せに過ごしていた妊娠したばかりのころ、そこから父親とユンとの対立で心痛の日々、不幸にも父親は倒されてしまい、城も落ち、何もかも失ってしまい、どん底に落ちてしまう・・・。お嬢様のころからは信じられない一人での壮絶な出産・・・。

そこからも、赤ちゃんを背負ってなれない家事、クチョンの仕事を探したり、よくやっていけるな・・・と痛々しい・・・。

 

せめてもの救いは、村の女たちとようやく打ち解けていけそうなところ・・・。

村の女たちは、気さくで最初は詮さく好きなおせっかいにも思えるが、どこの人かもわからないチェファたちを親切に助け、優しい人たち・・・。おせっかいくらいが丁度いいのである。

女たちとの場面はなごむところ・・・。チェファにもようやく笑顔が・・・。

 

クチョンの仕事も上手くいっている様子・・・。口のきけないクチョンには得意の体力仕事で、高価な玉の運び屋という仕事。

さて、クチョンとの距離なのであるが・・・。

当初より、チェファはクチョンのそばから離れようとは思っていたよう。そもそも、死ぬ思いでいたようであった。が、子供だけは産もうと・・・が、子供を産んで、その子をみているとまた死ねない・・・と。悲しいチェファの葛藤・・・。

でも、クチョンとは一緒にいれない・・・。村の女たちは相変わらず夫婦と思ってるようだし、事情を知らない彼女らは、男女が一緒に暮していれば、いつかはそうなるとも簡単に言う・・・。

 

ついに。チェファが寝ているとき、クチョンがつい触れてしまい、気づいて起きてしまったチェファは怒り、赤ちゃんを連れて出て行こうとする・・・。

乳呑児を抱えて一人では暮していけないだろうに、と思っても、チェファの飛び出したい気持ちもよくわかる・・・。

 

クチョンの優しさもきづいている、それどころか、頼る人ということで、重ねてしまったのかもしれない。それは、ユンとの最後になってしまったときで、ユンは冷たくチェファを見て視線を外したのである。去っていく後ろ姿のチェファに思いが重なってしまう・・・。これ以上、置いて行かれるのは・・・。何もかも失ってしまっているチェファ・・・。

 

また赤ちゃんを連れ二人で暮らすように・・・。

あるとき、クチョンはチェファの父親であるペク・カの形見を手に入れ、チェファに渡す。

それを受け取ったチェファは・・・。

運命として、クチョンを受け入れるようになったようで・・・。

 

クチョンの優しさというより、そういった運命的なことで納得させるということの方が大きかった気がする・・・。そうしなければ、取敢えずは生きる道がないし・・・。父の形見を見つけて来てくれた・・・啓示のようなものがないとチェファも決心がつかなかったのであろう。反してユンは、自分の父親を死においやったのであるから・・・。

新たな運命を受け入れたチェファ・・・。

クチョンとのなれ初めはやはり悲しい・・・。本心から好き・・・ということではないから・・・。

 

それにしても、クチョンがペク・カの形見を手に入れた経緯・・・。

何か怪しげな人たちとの怪しげなやり取りが、ただならぬエピソードをもっている予感・・・。

 

先に話を観てしまっている私にしては、ああ・・・というところでもある。

同じく、ユンの忠臣ヘ・ネスクの回想。

クチョンを処罰しているシーン。「?」

穏やかな表情のヘ・ネスクの冷酷な顔。

「死にやるのはもったいない。百済の犬となれ。」と言い放すヘ・ネスク。

 

クチョンはもとは高句麗のスパイ。

捕まったよう。

そして、以後、ヘ・ネスクはクチョンをペク・カのもとへ、スパイとして送るのであった・・・。

が、クチョンは、ペク・カの娘チェファに惚れてしまって・・・。

 

そのエピソードのことが垣間見えるところでもあった。

 

そして、クチョンとチェファは夫婦になったのであるが・・・。

まだまだチェファの悲しみは続くよう・・・。

 

本章に入る前に、十分チェファに感情移入できる序盤・・・。