ある主婦のため息

アラフォー。夫、息子(4歳)との生活

女人の教育

「帝王の娘」面白かったけど、当分は見ないだろう・・・。

面白いと思った一つに、登場人物について考えてみたくなるところ。

スケール感は歴史ものにしては地味というのは評もあったけれど、そのためか登場人物に一人一人考えてみたくなるのかな~と。

王族という、昔のことでありつつ、私には遠い世界であるが、それでも、人物の抱えるもの、葛藤は心にくるというか・・・。普遍的な思いなのだろうか。王の苦悩というのも、割と丁寧に描かれているので、王様って大変なんだな~と思ったり。

 

王の娘(隠し子というか、王も本人も知らない)、主人公は、妹を探すために密偵集団に訓練生として入る。

入団できれば、妹を探すという集団を統括している王子との約束。

 

この王女である主人公は、華やかというより、さばさばして素朴な印象。王女になりすます妹と比べると、序盤は地味な印象すら。妹の方のエピソードの方がちょっと惹かれてしまうくらい。

訓練をしてるので、しかも男だらけの中で、泥だらけで、そういうのもあるが、とにかくガッツ系、土系。「奇皇后」も部隊からだけど、こちらはもう少し賢さというかイメージが違うような・・・。

 

そういう主人公のイメージの転機のようなところで、私の視聴は終わった。

統括する王子は、最後の試験を主人公に与える。

敵国のスパイが侵入していて王宮の地図を作ったようで、それを取り返せと・・・。前の戦で、敵の戦士を主人公が殺せなかったため、再度言い渡すのである。主人公はあまりに若すぎる兵士を殺せなかったのだ・・・。

王子と主人公は後に愛し合うようになるようであるが、この時点ではまだ気づかないというか。相手への好意すら・・・。

ただ、主人公の方は、王子が自分に気があるのではないかと、周りの戦友に吹聴されたのもあるが、かなり意識している。最後の試験時、王子はあたかもデートのように主人公を誘い、主人公は期待するのであるが・・・。残酷にも、プレゼントかと期待する主人公には短剣が渡されたのである。

ついに、主人公は激闘の中、スパイを倒してしまうが、性格のいい主人公が初めて人を殺めたのであるから・・・。この時点でもかなりの変化があるように思う。

しかも、王子の裏切り(実際、裏切りではないけれど・・・。淡い期待は無残にも破られたという・・・。)。

先の敵の陣地侵入もあるが、これから厳しい現実に優しい主人公は対面していかなければならない。

この辺りのエピソードが、ある映画を思い出した。暗殺者だったと思うけど。その主人公の訓練されていたのは。

 

そして、今後は、主人公がさらに変わる事があるようで。

今度は、敵国にスパイとして潜入するよう命じられるのである。

それは、人質となる王女の身がわり、替え玉として・・・。妹がなりすましている王女ではあるが。

そこで、英才教育をうけるようになる主人公。王女としての品格を身に着けるため。

人のいい、素朴な主人公が、強さ、品を身に着け、洗練されていくことが予想できて、楽しみなのだけど・・・。

その教育係となる女性。なんと、先の王(今の王の父親)を殺害においやった敵国のスパイ。しかし、その元スパイの女性は、この国(百済)に今は仕えているのである・・・。

それは、今の王の決断。国を守るための・・・。

この元女スパイのことも気になるエピソードである。とにかく、今は百済に仕え、王子からは(事情は知っている)、主人公のスパイ教育を命じられるのである。

この女スパイが中々の人のようで、彼女が主人公を教育していくのだから、どうなるのであろうかと。王女の格をもつ女性がゴール。

そのとき、元女スパイがいうのは、「最高の女人になること。見かけたら誰もが振り返るような女人。美しいが派手ではなく慎ましいが愚かではない。そんな女人になること」

さて、気になる。あるところにも、女性視聴者は鏡も持って観ること!とあったので(主人公も元女スパイから鏡を見ながら言われるのであるが)

とりあえず、主人公は、花を眺め、香りをしみこませるよう指導を受ける。

同じ密偵の戦友仲間は笑う。それほど、主人公には程遠いイメージのようで。

さて、さらに核心はここからのようで。

「女人に大切なのは容姿より表情だ。特に笑った時の表情が大切だ」と。元女スパイは言う。そして、内面が大切と、なぜか胸に詰め物を入れられたり・・・。

それから、接触術(!)、危機のときは使いなさいと。わざわざ、ここは記さないが。

 

そして、そして、もっとも大切なのは自らの美しさ(自分が持つ美しさだろうか)に気づくということ・・・。

 

元女スパイは、主人公の「美しさ」に先に気づくのである・・・。

 

さて、私が教育の可能性があるのは、息子。男の子なのである。

残念だわ~。

あ、その前に女である自分をだいぶ改める必要があるって・・・?

接触術なんかもう必要でないと思うが・・・。あ、そこじゃないか・・・。感じの良さ、素敵さというのは、どの年齢でも重宝だろうか。